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資料 核燃料サイクル政策の選択肢

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(引用開始)
 
核燃料サイクル政策の選択肢に関する検討結果について
【参考資料】
 
 2012年の資料のようです
 
 
(引用終わり)
 
上記の資料は、中がコピペできないところがあります。ぜひ、ご覧下さい。
 
使用済み核燃料を、全量直接処分、一部リサイクル、全量リサイクルで 比較検討した内容と、そのリサイクル方法などが検討されています。
 
26ページ 被爆について。
       人体に影響が少ない分量であるとしながらも、リサイクルでは
       バックエンドの被爆量が増大する恐れがあるとしています。
 
39ページ 再処理等積立金
42ページ 経済性
       全量再処理   9.5兆円
       部分再処理   9.5兆円+9.4兆円
       全量直接処分  7.8兆円~7.9兆円
 
65ページ 時経済性(1)の評価方法
       2011年までの費用は考慮しない
 
66ページ 経済性(1):将来を見通して発生する費用ベースの核燃料サイクル      の総費用
      ここでも、全量直接処分が一番安い。 といっても 12.0~12.8兆円      ですが
 
 彼らは、わかっているのに、進めているのだということがよくわかります。
 
(引用はじめ)
 
アクチノイド燃焼
 
 
 <更新年月>
 2007年09月
  高レベル放射性廃棄物に含まれるマイナーアクチノイド(MA)などは、アルファ線を放出し、放射性毒性が強い。これら長寿命の放射性核種を、非放射性あるいは短寿命の核種に変換することを核変換処理という。原子炉による核変換処理では、中性子による核分裂反応や捕獲反応を利用して核変換を起こさせる。専焼高速炉や酸化物燃料高速増殖炉金属燃料高速増殖炉を用いた核変換処理方法が、旧日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)、旧核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構)、電力中央研究所においてオメガ計画に基づいて進められていた。現在、高速炉を利用する核変換処理については、日本原子力研究開発機構が中心になって研究を行っている。
 
 
 
2013年02月28日

「核のゴミ」の寿命を縮める 「オメガ計画」、10万年から30年に短縮 京大

 
長いので途中省略しています。全文はリンク先で)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5268131.html

「核のゴミ」の寿命を縮める 世界初の実験

 イギリスから日本に運ばれてきた高レベル放射性廃棄物を閉じ込めた核のゴミ=「ガラス固化体」です。政府は、この「核のゴミ」を放射能が弱まるまで地中深くに埋めることを検討していますが、その期間は実に10万年です。捨て場も決まらず、たまり続ける「核のゴミ」。その解決に向けた取り組みを取材しました。

(中略)

 将来にわたって頭を悩まし続ける核のゴミ。その解決の道筋につながるかもしれない世界初の実験が日本国内で行われています。その現場にカメラが入りました。京都大学・原子炉実験所。ここで、ある研究が進められています。核のゴミを地中に埋める期間を10万年という気の遠くなる年月から一気に数百年まで短くしようというものです。

 「潜在的毒性を減らすということは、もともと危ないものを本質的に少なくすることができる」(京都大学 山名元教授)

 放射能には「寿命」があります。原発から出る使用済み核燃料には、放射能が半分になるまで2万4000年もかかる、寿命の長いプルトニウム239などが含まれています。この寿命を人間の手で短くしてしまおうというのです。仕組みはこうです。加速器を使い、「陽子」を光の速さに近いものすごいスピードで鉛の入った金属に衝突させると、大量の「中性子」が発生します。その「中性子」を寿命の長いプルトニウム239などにぶつけると、核分裂が起きて寿命の短い別のものに変わるといいます。核のゴミから寿命の長いものだけを取り出して、この技術を応用すれば、放射能が半分になるまでに30年もかからない寿命の短いものばかりになり、地中に埋めておく期間も一気に短くなります。

 「陽子を実際に原子炉の手前まで持ってきて照射するという結合実験は世界初」(京都大学 山名元教授)

 京都大学では、実際の原子炉に加速器をつなげた世界で初めての実験を行っています。
 「ここでやっているのは、出力をあまり上げないで、加速器と原子炉を結合した特性がどう動くかというのを研究している基礎段階」(京都大学 山名元教授)

 実は、この研究は20年以上も前に国が「オメガ計画」という名前で立ち上げました。しかし、ゴミ処理に特化したこの計画は、発電を主体とする高速増殖炉もんじゅの開発の陰に隠れて、研究予算も十分確保されてきませんでした。実際、どの程度の確率で寿命を短くできるか、その精度が十分でないなど課題が多く、実用化は2050年頃とされています。

 「原子力発電が今後なくなっていくか、使い続けるかというディシジョン(決定)はこれから議論されていくけど、どちらにおいても、そういった放射性の長寿命のものを減らしていく技術を追求し続けていく姿勢が必要」(京都大学 山名元教授)

 現在、日本にある使用済み核燃料は1万7000トン。すでに処理を終えたガラス固化体1400本とともに処分先が決まらぬまま積み置かれています。世界初の実験は「核のゴミ問題」の解決への一歩となるのでしょうか。(27日17:15)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5268131.html
 
 
 
 408(千円/運転時間1時間/1ビームライン
 
 
 
ばぜどん@tutinoue7時間
「「核のゴミ」の寿命を縮める 世界初の実験」 News i - TBSの動画ニュースサイト ← これって、まるまる高速増殖炉じゃないのかな? 周囲に飛び散らないのかな?
 
 
 
 アクチノイド燃焼 → FBR 高速増殖炉 - Wikipedia
 
 アクチノイド燃焼 →  LWR-FR  
 
 
 
強会メモ(2012.2.14)
 
その他、勉強会の議論で決定した資料1.1の主な修正箇所は以下の通り(JAEAの関係する部分を中心)
• P18のrLWR-FR(アクチノイド燃焼)J で、3行目、「欧州で開発。二階層概念が有効」は削除。
• P27のrLWR-MOX限定サイクル」、rLWR.MOXリサイクJレ」の記述で、「これまで・・・」以降の記述は削除する。ここは理想的な計算結果を記し、シナリオ依存の話は別途、シナリオの検討時に提巧きするとととする。→ シナリオの定量評価の際1;:、ウラン利用効率を算定する必要がある。
 
-ステップ1でFBRの効果が大きいととを示し、FBRの選択肢を残すべきという結論は得られるはず。
・よって、ステップ2の入口で、敢えて、FBRを集中的に議論する必要はない。
• FBRの議論を早めに実施すると、時間軸のフェーズが合わなくなる可能性があり、議論がわかりにくくなる。
・また、特定施設の是非に議論が行く可能性があるため、さらっと、FBRの意義!を認識し合う程度に留めるのが良い。
 
 
勉強会メモ(2012.2.1
2.放射性廃棄物発生量について(ステップ1技術選択肢・評価軸の一部)
o Jj四Aより5つの技術選択肢に係る放射性廃棄物発生堂、処分場面積の試算結果及び計算条件を説明。電事連等に計算条件をザッと確認、してもらい試算し、2114勉強会でのコメントを受け図修正したもの。2/16の小委員会では1枚文章のみ提示済み。
O 数値、条件、出典について各自確認・コメント。下記宿題。
• LWRサイクル関連のデータについて数値・出典を確認(Jj切A→電事連、内閣府、JNFL
 
(引用終わり)
 
 
TBSのニュースは消えていましたので、こちらを引用させていただきました。
 
LWR-FR
 
の意味がわかりませんでした。
LWRだけだと 
 
(引用開始)
 
軽水炉
 
日本では戦後に軽水炉による原子力発電が導入されることが決まり、自主開発と海外(主に米国)からの技術導入の2つの方針が採られた。電力会社による商用炉についてはPWRとBWRの併用による海外技術の導入と決まり、電力会社・プラントメーカー・サポートする大学の組み合わせは以下の通りとなった。
この枠組みは現在でも変わらず、後年原子力発電に取り組んだ電力各社もこのどちらかのグループに従っている。
 
 
 
 
これは明治時代に、海外の議論(電流戦争)に触発されて起こった、東京電燈大阪電燈間の直流・交流論争がきっかけであった。関東では、当初1887年から直流送電を行っていた東京が、交流の優位性の高まりに対して直流から交流送電への転換を決め、50Hz仕様のドイツAEG発電機 (AC 3kV 265kVA) を導入し、1893年浅草火力発電所を稼動させた。しかし関西では、1888年に設立された大阪が当初から交流送電を選択し、60Hz仕様のアメリカGE製発電機 (AC 2.3kV 150kW) を採用していた。
 
標準周波数50Hz - 北海道電力東北電力東京電力標準周波数60Hz - 中部電力北陸電力関西電力中国電力四国電力九州電力沖縄電力
 
(引用終わり)
 
 
FRは、fragment (分解する) などの略でしょうか?
 そうすると、今の原子炉を利用して、トリウム原発に。。とあった
 資料にも合致しますが。。
 
 勉強会メモ は、資料作りのメモみたいで、データが電事連など
 身内から来ていることがわかりました。
 
 一番上の資料の中にあったことが、ニュースになったので合わせて載せてみ ましたが、核分裂というのは、危険なんじゃないでしょうか?
 
 調べていると、次々と、知らないことが出てきます。
 
御来訪ありがとうございました。
 
 
 
 
 


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