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変える? 変わる?

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御来訪ありがとうございます。
 
引用は黒 管理人コメントは青
 
岩手県の 達増拓也 @tassotakuya 知事の ツィートが
あまちゃん人気もあってか、今、ノリノリです。
 
アニメに理解があり、県でも
 
いわてマンガプロジェクト
 
を立ち上げ、アニメ関連の企業も誘致したらしいです。
 
 
 
 
あゆか@ayuka62235時間
 
農業の競争力を上げるのは素晴らしいと思うんだけんと 競争し"続けて"いけるだけの人材の育成と体制は整えられるのかはらはらだったりします。 "育てる農業"と"護っていく農業"は別個で考えたほがいいのでねぇがなぁ(⊃д⊂) どうなんでしょう??((꒪ω꒪))
 
 
この方、プロフィールによればケイダッシュというところに所属の農業タレントだそうで、頼もしいですね。
 
 
 
あまちゃんの放送についてのツィート
 
 
中川大地@d_nak6月5日
 
今日は春子の言葉に尽きるでしょう、嫌いな場所でも自分で好きなように変えてしまえばいいって。4月の女性陣との関係の中での海女修行と、5月の男性陣との別れを通じて、一貫して「いま、ここ」に潜り続けてきたアキの場合、皆と一緒になってそれを自然に成し遂げていくことができた。
 
 
 
これを読んで痛かったなあ。。
 
 
あまちゃんというのは、数えるほどしか見ていないんですが、確か、小泉今日子さんが演じる 主人公の母、春子は、女子高生の娘をつれて
田舎に帰っていましたが、離婚問題も抱えている。
 
そんな中で、私が見た回では、春子さんは、喫茶店兼スナックみたいなところで、早くも仕事しているし、娘は周囲に可愛がられてるし、宮本信子さん演じる所の祖母は、元気で現役の海女さんです。
 
もし、自分が、子どもをつれて実家に帰ったとして、親も元気、仕事もあって、子どもも周囲に可愛がられてうまくいく。。
なんて、状況は、あるんだろうか?
 
 
 
「嫌いな場所でも自分で好きなように変えてしまえばいい」
 
 
というのは、テレビだから、かっこよく言えることで、実際には
すごく難しいでしょう?
 
 
 
原作者の 宮藤官九郎さんは、並居る先輩だらけの小劇場の中で
少しづつファンを広げてきて、面白いらしいよ と広がって、『自分で好きなように変える』立場を持てたんだと思います。映画作るとか、脚本を書いて芝居作るとか。。
 
 
その立場を築くまでの「その場での時間」が、フツーの人には、今現在、認められているもんなんだろうか?
 
 
 
仕事で、「ここは、こうした方がいい」とか、行って、その部署で取り入れられることって、上司と呼ばれる人の了承か、同僚多数が賛同して
上司と呼ばれる人に大勢で言うとか、そうしないと改善されないでしょ?
 
商品、製品についてならともかく、労働条件なんて、まず改善されないよね。だったら、クビにして、「文句言わないヤツを雇う」
 
なんでも、改善点を指摘すると、いくらかもらえる製造業があると
ニュースで見ましたけど、珍しいからニュースになるんでしょう?
 
 
今見たら、「カイゼン運動」なんて怖いことになってた。
 
 
 
ある組織、ある場で「改善しよう」と言って、周囲に、「そうだね」と言ってもらえるには、その改善点が、そのとおりだね、と納得してもらえることや、それを指摘した人が、ベテランで、あるいは、立場が上で、逆らえないとか、いろいろあるんだと思います。
もちろん、周囲に納得してもらえる改善点を出せるには、その人がその仕事、内容を熟知していなければなりません。
 
パートの人が一番現場を知っているというアレです。
 
一方、立場が上のほうは、現場なんか、知らなくとも、「クビを切るぞ」
が使えますから、「改善ならぬ、改悪」も、押し通すことができる。
これに抗うことが出来る人って、今、どれくらいいるんだろう?
 
 
 
以前書きましたが、田舎ではどこの家でも
 
「嫁は十年泣いて一人前」
 
と言われてました。
 
十年前後で、その家の人にやっとなれて、腰をすえられる。
 
だけど、自分の好きなように出来るのはいつか?というと、
舅姑、あるいは、夫が亡くなってから(苦笑) ということになります。
 
 
「嫌いな場所でも自分で好きなように変えてしまえばいい」
 
 
には、時間をかけて、場を自分のものにしていくか、
短時間なら、その場でなくてはならない人、あるいは、改悪を押し付けてくる人を 納得させられるだけの能力 が必要になるんですよ。
 
 
 
「いつでも斬れる従業員」
「技術が枯渇するまでは雇う契約社員」 
おそらくは、縁故ばかりになるであろう
「将来経営者となる幹部候補生」と、
労働者を分けていこうとしている経団連です。
 
ここに、労働の場を変えていける つまり「嫌いな場所を自分で好きなように変える」なんていう 時間と扱いが、あるとは思えないです。
 
 
 
とはいえ、長い長い間、
 
「本来は、こうあるはず」
「本当は、こうあるべき」
 
を、
「でも、現実は、〇〇だから」
 
と、そのつど選択(妥協、譲歩)してきたのが、現在です。
 
 
「本来は、こうあるはず」
「本当は、こうあるべき」
 
は、以前書いた
 
「アタマいいってことは、片輪ってことでしょ?」にも通じます。
 
現場で、現実見ている人にとっては、べき論 なんて役に立たないのです。
 
 
戦争に負けて、最悪からスタートした世代は、戦後起こることは
「良い変化」に見えた。
 
だから、「時代の流れ」を受け入れていった。
 
そういう面もあると、思うんですよ。
 
 
しかし、現実が過酷になる一方だったら?
 
 
 
 
林信長@H_Nobunaga5月27日
実は努力だったら誰にでもできる。大変なのはマーケットで評価される努力をすること。だからマーケティングは大事。人は簡単に「共感」してくれるが「購入」はなかなかしてくれない。ビジネスをしている人なら皆感じることだと思う。
 
 
共感と同情は、購入に結びつかない。はそのとおりだと思います。
 
 
ただ、雑誌を思うと、広告主の意向がまずあって、
これは「いい記事だけど売れないから載せない」「これは、アヤシイけど、受けそうだから載せる」があって、
広告ブームの時 広告収入だけで、雑誌が売れなくとも黒字の時代があって、
バブルがはじけたら、広告無しでは立ち行かなくなった。
 
 
マルコポーロの有名な『ホロコーストはなかった」の記事の時も、
雑誌では、「反論を掲載するから、送ってくれ」と言ったにもかかわらず
相手は、ひたすら、「広告をやめさせる」方向に動いて、論争しなかった。
そのあと、その出版社では、「そういう方面の徹底した研修」が行われたそうで、雑誌の力は、記事でなくて、収益力(広告こみ)になってしまった。
だから、今の週刊誌などは、ほとんど面白くない。
 
 
戦後・日米経済史年表
アメリカの「圧力」60年史
 
本当にこれとか見ると、その時は現実的な判断だったのかもしれないけれど、結局は、妥協、譲歩、一部の利益に終始していて、現実に流されて、軸がずれてきたんだなあ。。と、思うわけです。
 
 
 
そうして、今の若い人たちは、マンガというのは、今のマンガが普通。
昔は、もっと、自由だったといっても、昔の話。
 
そうして、たいがいの若い人は、中高年の言うことなんて聞かないです。昔の思い出話に過ぎないからですね。
 
 昔は良かったなんて話、今の厳しい時代に生きている若い人には
 自慢話に聞こえてしまいます。
 
 
 
食糧自給率は低くて当たり前。
 
塾に行くのは当たり前。
 
就職したら、会社のいいなりにどこへでも赴任するのが当たり前。
 
みたいに、年代とともに、当たり前がずれていく。
 
 
昭和初期に生まれた作家の方の文章には、
 
「二十歳までは生きられないと思っていた」
 
が出て来ます。
 
当時は、それが当たり前だったのでしょう。。
 
 
でも、そんな「当たり前」が、あっていいはずはないんです。
 
 
 
 
維新が極右を演じることで、同じ極右の自民を真ん中寄りに見せて、座標軸を右にずらすんだよね。 中道保守wで、包括してた自民のことを 知ってる人が減ったから
 
 
その保守ってのも、薩長じゃない「摂関家」になろうっみなさんが、始めた右なんで、あてになんない。
外国から左翼(共産主義)がやってきたから、「右」を詐称しているだけで。。
 
橋下市長ががああいった発言をすることで、自民党を真ん中寄りに見せるへたくそな手品です。
 
 
右も左もなくて、国民を生かすか、殺すか、どちらかしかないんですよ。もう。。
 
 
 
 
 
 
「嫌いな場所でも自分で好きなように変えてしまえばいい」
 
これは、大変困難だと書きました。
 
 
「二十歳までは生きられないと思っていた」
 
こんなことを「当たり前」にしないために、自分が影響力を行使できる場でだけでも、「改善」を言っていかなければいけないのでしょう。
 
 
石頭と、クリア脳を相手にね。。
 
 
御来訪ありがとうございました。
 
 
石頭 と クリア脳の 悲劇 ①
 
石頭とクリア脳の悲劇 ②
 
 
アタマいいってことは。。
 
 
 
 

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