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Channel: 土のうえ のブログ
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片付かない。。

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御来訪ありがとうございます。
 
友人から電話がありました。
 
 「アンタのは、凍結じゃないわよ。
  フツー 凍結されてると、このアカウントは凍結されました。
 って、出るけど、アンタのはグチャグチャだもん。
 
 非公開にしたとき、へんなとこ、クリックしちゃったんじゃないの?!」
 
 
 
 そうかもしれません。
 
 何しろ、機械には弱いのです。
 
 私より、やや、機械に強いと思われる家族がやってみても、
 
 やはり、ツイッターに入ることが出来ず、結果は同じことでした。
 
 
 おかげで、いろんな方のリストを拝見させてもらったりして、情報を
 補っています。
 
 
 ツイッター内に 「ばぜどん」「ばせどん」さんは、数人いらっしゃるようです が、tutinoue さんは、他にはいらっしゃらないようです。
 
 
 上記のような状況なので、 例えば、
 
 「tutinoue2]
 
  「帰ってきたtutinoue]
 
 「tutinoue V3]
 
 とか出てきたとしても、それは、私ではございません。
 
 
 始めるとしましたら、こちらのブログでお知らせします。
 
 
 
 まあ、商標登録しているわけではないので、使われてしまったら
 何か、別の源氏名でも、考えることにしましょう。(苦笑)
 
 
 
 
 
 「アントキノイノチ」という遺品整理業を取り上げた作品がありましたが
 最近、書店で見かけたのが 「親の遺品を整理する時」みたいなタイトル の本でした。
 
 他人である 遺品整理業の人でも 悲喜こもごもなのでしょうが、親とも
 なれば、その品物の中に 自分の思い出も含まれているので写真1枚、  湯呑み一つとっても、処分の仕方には、悩むことと思います。
 
 
 
 ウチでも、「遺品」ではないのですが、病人が見えやすいように昨年
 リフォームをしました時に、大量の品物をどうしようか悩むことになりまし た。
 
 太平洋戦争や、戦後を経験した人なので、
 
 「モノが捨てられない」
 
 お菓子の箱やら、包装紙や、紙袋、サイズのあわなくなった大量の衣類。
 
 おそらくもうのびてしまって聞けないであろうカラオケのカセットテープ。
 
 
 途方にくれました。
 
 
 結局、親戚とも相談の上、使えそうなもの(主に衣類)は、親戚と分け合い
 いろんなものは写真に撮ったりして、処分しました。
 
 
 
 東日本大震災が来て、全国からたくさんの古着も送られて、感謝もされた ものの、その中には、あまりにも汚れたものもあったということです。
 
 「古着を送りつけてきて (怒)」みたいなツィートを見たりして、
 
 「あ、やっぱり 義援金の方がいいんだ」
 
 と思いましたけど、義援金、どうなっちゃったのかな?
 
 それはそれとして
 
 汚れたものは、確かに良くないけれど、古着って、そんなに嫌なものなの かな?
 
 
 ヴィンテージとか言われるのは、特殊なものだけなのかな?
 
 ファッションというのがよくわからないのだけど、今からほんの
 3,40年前は、お下がりとか当たり前で、 「ゲゲゲの女房」でもやってまし  たが 兄弟で背広を貸し借りするとか、おじさんに背広を借りに来るとか  よくあったんですよね。
 
 
 江戸時代の「泣き泣きも良い方を取る形見分け」という有名な川柳があり ますが、時代劇とかを見ると、あの人数のアレだけの着物を、手で糸を紡 いで、はた織をして、縫って作っていたというのは、すごい手間だっただろ うと、思うんですよね。
 
 木綿の着物は、夏冬、洗い張りとか、綿を入れたりして使い回し、
 手ぬぐい、オムツ、雑巾になって、木綿としての生涯を終えるわけで
 物を大事にする も徹底していたんですね。
 
 
 物を大事にするのはすごくいいことなんだけど、年を取ってくると
 
 「管理するのが、メンドクサくなる」
 
 んですね。 これは、自分が年を取ってきて実感しました。
 
 後回しにしているうちに、大事だったはずの物が、虫食いになってくる。
 
 シミが浮き出してくる。
 
 これがまた、年を取ると、虫食いもシミも 見えないんですね。
 
 困ったモンです。
 
 
 一時期、家の近所に、とんでもなく安いリサイクルショップができて
 冬物ばかり、大量に100円で売っていたんですが、
 
 「あれ?これは、もしや?・・・」
 
 とも、思いました。
 
 
 
 
 産業革命が起きて、モノが大量に出来すぎたことから、帝国主義が
 強化された。
 
 みたいなことを 橋本治さんが書いていましたが、衣類にしろ、食品にし  ろ、必要以上に作って、眠ってたり、捨てられたりしているものがたくさん
 あるんじゃないかな?
 
 惣菜ひとつ取ってみても、だいたい行く店は決まってるんだから
 「予約」とか、もっと利用したらいいと思うのに、ひたすら競い合ってる。
 
 
 これから、大恐慌だか、大インフレだかがやってきたときに、今あるものを
 上手に回せるんだろうか?
 
 
 「いつでも買える」というのが、便利な所に住んでいる人の論理でしたが
 震災後、東京でも作られたと思われるパニック状況がありましたよね。
 
 戦時中、衣類を農家に持っていって、食べ物と変えてもらうとか見ますけ ど、今、食べ物と交換できるようなものって、貴金属くらいになってるんじ ゃないかな?
 
 
(引用開始)
 
イラクは今:開戦10年 原油高騰で経済活況 高級家具・車販売好調、富裕層が支え
毎日新聞 2013年03月25日 東京夕刊
 
(中略)
 
一方、貧困層の生活はなお厳しい。バグダッドでは、国連の経済制裁下にあった90年代から、輸入古着を扱う店が貧困層の生活を支えてきた。しかし、政府は昨年12月、近く古着輸入を禁止すると発表。政府は感染症予防のためと説明しているが、市民には「国民が豊かになって古着を必要としなくなったと政府が判断したのだろう」との見方が広がる。
 バグダッド中心部で古着・古靴店を開くアブ・アリさん(37)は、「古着しか買えない人は多い。政府は貧困層を切り捨てようとしている」と不満げだ。2週間に1度は古着を買いに来る女性公務員、アファーフさん(45)は「(バグダッドの古着店には)安くて良い商品が多い。経済は好調でも、お金持ちは一部でしょう」と古着店の必要性を訴えた。
 
 
(引用終わり)
 
 
15年前くらいに、外国旅行した人からいただいたTシャツは、どれも伸びが
悪く、通気性が悪く、長持ちしなかった。
 
デフレになって、良いものの値段が一時期下がったものの、いつのまにか
安いものは、以前外国みやげでもらったような素材、つくりになっていて
よく伸びて、肌触りがよい綿製品は、高価なものになってしまった気がする。
 
 
いくつかの国では、自国の産業、文化を守るために
中古品の輸入を禁止しているそうだが、
 
独裁者から開放されたはずのイラクで、
 
「古着の輸入が開始された」
 
ではなく
 
「古着の輸入が禁止された」
 
である。
 
これは、「自由」が減ったんだろう。
 
イラクの人も、あの伸びと通気性の悪い印象しかなかった衣類を
 
買わされるようになるんだろうか?
 
 
と、片付けて、ちゃんとしまわなければいけない衣類を
 
ほっぽったままで、考えてばっかりいる。
 
 
 「日本を取り戻す」んじゃなくて、
 「日本をいっぺん止めてみんなで点検する」
 
 方が、よっぽど有意義な気がする。
 
 まあ、そうなっても、自分がその「みんな」にはいれるかどうかは
 
 わからないけどね。
 
 
 それでは、また・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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