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最終処分積立金 と 浜岡原発の乾式貯蔵施設

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御来訪ありがとうございます。
(引用開始)
 
核燃料サイクルを巡る現状について
平成23年2月21日
内閣府原子力政策担当室
 
29ページ
再転換加工と成形加工
我が国のウラン燃料加工容量
 
再転換加工】
三菱原子燃料(株) 450トンU/年
トピックス
 三菱原子燃料(株)は600tU/年の乾式再転換設備増強を計画している。
 原子燃料工業(株)が600tU/年の乾式再転換設備新設を計画している。
 
 
【成形加工】
グローバル・ニュークリア・ジャパン(BWR用) 750tU/年
三菱原子燃料(株)(PWR用) 440tU/年
原子燃料工業熊取事業所(PWR用) 284tU/年
〃東海事業所(BWR用) 250tU/年
 
 
トピックス
メーカ各社は1970年代より操業開始。
1987年に原子燃料工業(株)が米国にPWR用燃料2体を
輸出した実績あり。
 原子燃料工業東海事業所(BWR用)は、2015年頃までに350トンU/年に
加工能力を増強する計画。
 
 
40ページ
MOX燃料加工(1)
六ヶ所MOX燃料工場の状況
 
○ 日本原燃(株)からのMOX燃料輸送は国内原子力発電所の他に日本原子力研究
開発機構への輸送もある。
 
 
45ページ
中間貯蔵(3)
使用済燃料貯蔵に関する計画
 
東京電力(株)及び日本原子力発電(株)は、2005年11月に使用済燃料の中間貯蔵を行う「リサイ
クル燃料貯蔵株式会社」を設立し、50年間の貯蔵を可能にする中間貯蔵施設の建設に着手した
が、我が国で中間貯蔵施設の立地が進んでいるのはこの一ヶ所のみとなっている。
中部電力(株)は浜岡原子力発電所に使用済燃料の乾式貯蔵を行う施設の建設を計画中。
 
 
放射性廃棄物(5)
最終処分積立金のスキーム
 
ガラス固化体の最終処分については実施に必要な処分費用を計画的に確保することが極めて重
要であることから、法に基づき(公財)原子力環境整備促進・資金管理センターが2000年に資金
管理業務を行う指定法人として指定、原子力発電整備機構からの拠出金を管理している。
 積立に必要な拠出金の単価は毎年、国が見直しを行い、積み立てが行われている
 
平成23年残高 739,350百万円
 
 
 
 
 
 
原子力環境整備促進・資金管理センター
 
最終処分資金管理業務について
 
残高及び運用状況
 
第一種最終処分積立金 
※第一種は高レベル放射性廃棄物の最終処分のための積立金1.
第一種最終処分積立金運用残高
■平成23年度積立金運用残高増減実績表
 
■平成23年度積立金運用残高増減実績表

残高(前年度末)
百万円増 加
百万円減 少
百万円残高(当年度末)
百万円積立金受入積立金取戻利  息  等合     計
812,33451,1030863,438
48,08302,84550,928
55,81811,422067,240
820,06962,5252,845
879,750
 
 注)1 百万円未満は切り捨てているので、合計とは端数において合致しないものがある。
(注)2 運用残高合計には購入債券の経過利息支払額6百万円及び未収利息1,184百万円を含む。
(注)3 事業債等には財投機関債(薄価金額400百万円・額面金額400百万円)を含む。
(注)4 預金は、大口定期預金、譲渡性預金他の合計額。
(注)5 利回りは、平成24年3月末時点の最終利回り(単利)。
 
管理人注
見づらくてすいません 残高は 879,750百万円です。
 
 

第二種最終処分積立金
※第二種はTRU廃棄物(地層処分対象)の最終処分のための積立金
1.第二種最終処分積立金運用残高
■平成23年度積立金運用残高増減実績表
 

残高(前年度末)
百万円増 加
百万円減 少
百万円残高(当年度末)
百万円積立金受入積立金取戻利  息  等合     計
21,3784,896026,274
4,06308574,920
158920251
17,4734,989857
21,606
 
注)1 百万円未満は切り捨てているので、合計とは端数において合致しないものがある。
(注)2 積立金受入増加額は、原環機構からの再積立額71百万円を含む
(注)3 利息等の残高には前年度末8百万円、当年度末11百万円の未収利息を含む。
 
 
管理人注 残高は 21606百万円です。
 
 
 
中部電力浜岡原子力発電所
 
 
6ページ
4 使用済燃料乾式貯蔵施設の建設計画について
 
 
静岡新聞
(2013/3/5 14:09)
 
 川勝平太知事は5日の県議会2月定例会一般質問で、中部電力が浜岡原発(御前崎市)へ建設を計画している使用済み核燃料乾式貯蔵施設について、「再稼働の是非に関わりなく、安全性を高める意味で必要な施設」との考えを示した。知事が乾式貯蔵施設の必要性に踏み込んだのは初めて。東堂陽一氏(自民改革会議、掛川市)の質問に答えた。
 知事は使用済み核燃料の冷却に電力や水を必要としない乾式貯蔵施設の特性を挙げ、「貯蔵プールに比べて災害に強いと認識している」と述べた。
 中電は1、2号機を廃炉にして6号機を新設する「リプレース計画」の一環として、2008年に乾式貯蔵施設の建設を公表。16年運用開始の当初の方針は変えていないが、設計に必要な基準地震動の評価が定まらず、実質的に計画に遅れが出ている。
 知事はまた、「国が再稼働を判断する際には、県民の意向を十分に尊重して対応してもらうことを求める」と強調。「県民の意向の一つの表明は住民投票だが、その前に原子力規制委員会が策定する新たな安全基準の下、国が安全と判断することが大前提」とした。
 さらに(1)津波対策が継続中(2)オフサイトセンターの移転問題(3)使用済み核燃料の問題が未解決―の3点を例示し、「こうした状況や課題を解決するには最低でも向こう2~3年はかかる。現段階での再稼働の判断はできない」と指摘した。
 
 
   ↓
(管理人注 元記事は消えています)
 
2012/01/01 07:39【静岡新聞
 
 
中部電力が2016年度の運用開始を目指して浜岡原発(御前崎市佐倉)敷地内に計画中の使用済み燃料の乾式貯蔵施設について、工事が延期される見通しになっていることが31日までに、分かった。水野明久社長(58)は静岡新聞社のインタビューに「(スケジュール通りの建設は)もはや難しい」と答えた。 中電は国の要請による浜岡原発の全炉停止以降、防潮堤建設などの津波対策工事を最優先で進めている。このため、乾式貯蔵施設に関連する作業は「後回しになっている」(中電関係者)という。 乾式貯蔵施設の建設は、浜岡原…
 
  ↓
 
 
 
2013年4月22日
 
静岡県の川勝平太知事(64)は22日の記者会見で、中部電力浜岡原発(同県御前崎市)の再稼働の是非について、県民投票を実施した上で判断する意向を示した。6月16日に投開票される知事選への再選出馬も正式表明した。
 川勝氏は「浜岡原発は3、4年は動かないという前提で徹底的に安全管理を中部電などと話し合った上で、住民の判断を仰ぐべきだ」として、再選されれば県民投票条例の制定を急ぐ考えを示した。
 再選出馬の理由について「自ら始めた地域づくりの途上で身を引くことは許されない」と述べた。
 連合静岡や県内企業の経営者らから出馬要請を受けていた。知事選をめぐっては、元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)が出馬を表明。自民が推薦する見通しで、公明、日本維新の会やみんなの党にも推薦を求める方針。
 共産党も候補を擁立する方向。
 
 
(引用終わり)
 
最初の資料もぜひご覧いただきたいです。
核燃料は寡占であることがよくわかりますし、数値も出ています。
核施設について、イケイケドンドンだったことがわかります。
 
気になっていた積立金なんですが、さらに増えています。
税金、電気料金の中から積み立てられているのです。
 
核燃料処分のために値上げなんてとても認められません。
 
 
 
また、浜岡の使用済み燃料の乾式貯蔵施設ですが、一旦止まっているように見えますが、再稼動を住民投票で、という川勝知事が再選されれば、
おそらく不正選挙によって、再稼動、貯蔵施設計画再開となるかもしれません。
 
浜岡については、米軍との兼ね合いもあるようなのでなんとも言えませんが。。(あの地域、引っ張り合いというかモメ事ありそうですもんね)
 
 
原発事故のあとでも、計画通り、あるいは、計画以上の速さで
進めてくる可能性もありますよね。
 
 
 
原発推進で再処理、処分場も賛成
原発は反対だけど、再処理、処分場は賛成
原発も、再処理も反対。外国に売るのも反対。
 
いろいろわかりにくい発言があって、困りますが、本当だったら、最終処分場はそうそう国内で決められるわけがないのですよね。地震国に埋めたら、他国 (地球) に影響出るかもしれませんから。
 
 
ウランは眠らせておくべきだったんですよね。
 
きっと。
 
 
御来訪ありがとうございました。
 
 
 
 
 

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