Quantcast
Channel: 土のうえ のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

メモ 石炭 石炭火力 CCS ①

$
0
0
御来訪ありがとうございます。
一部を引用させていただいています。ぜひ、原典を、ご覧下さい
 
(引用はじめ)
 
<NPO>石炭火力推進を経産相に提言…総合政策研究会
毎日新聞 9月18日(火)22時42分配信
 
新聞各紙の論説委員出身者らでつくるNPO法人「総合政策研究会
 
(玉置和宏理事長)は18日、二酸化炭素(CO2)排出量を削減する技術開
 
発が進む石炭火力発電を原発に代わる電源として推進するよう求める提
 
言を、枝野幸男経済産業相に行った。

 石炭火力は天然ガスなどに比べCO2排出量が多い欠点があるが、安価
 
で供給力が安定しているメリットがあり、新技術でCO2排出量を最大4割
 
程度削減できれば地球温暖化対策にも対応できるとしている。

 提言は2030年代に原発稼働ゼロを目指す政府方針について、使用済
 
み核燃料をどう処理するかなど課題が多く、「スローガンだけが宙を舞って
 
いる感がする」と指摘。脱原発の世論が高まる中、当面は技術開発でCO
 
2排出量を削減しながら、原発の代替電源として石炭火力を活用すべきだ
 
との考えを示した。

 石炭を燃やして発生させた蒸気を高温高圧にして発電効率を高める最
 
新技術では、発生するCO2を従来より17%削減できるほか、20年ごろの
 
商用化を目指して研究が進む石炭をガスに変えて燃やす技術ではさらに1
 
0%余り削減でき、天然ガスに近い排出量になることが期待できるという。
 
 
2009年8月31日(月)
日経ビジネス
次世代発電、本命は石炭? 日立と三菱重工、新興国にも熱視線
 
 
ニューズウィーク
2011年08月03日(水)10時45分
CO2ゼロ、放射能ゼロの新「石炭発電」
[2007年1月 3日号掲載]
フューチャージェンは、アメリカ主導の国際共同プロジェクト。原型プラントは、国内15万世帯の使用電力を上回る年間出力275メガワットの発電能力をもつことになる。CO2を大気中に放出せずに新技術で回収し、永久に地中に閉じ込めるのが特徴だ。
 米エネルギー省が民間と合同で進めている10億ドル規模の同プロジェクトは、2012年までにイリノイ州かテキサス州でプラント稼働が始まることになっている
 
コストは従来型の2倍だが
 
 
 
 
 
TDK テクノマガジン
第183回 進化する石炭火力発電 ~環境にやさしいIGCC、IGFC~
 
 

CO2の発生をおさえるクリーンコール技術
 現在商用発電として主流の石炭火力発電は、燃焼効率を上げるために、石炭を細かい粉状に加工した超微粉炭を燃やしています。
さらに、環境に配慮した新しい石炭火力発電技術として注目されている
のがIGCC(Integrated coal Gasification Combined Cycle:石炭ガス化複
合発電)です。環境負荷を減らして、石炭を利用するための技術全般を
「クリーンコール」技術と呼びますが、IGCCは、石炭の利用効率を上げ
ることで、環境への影響を小さくするクリーンコール技術の一つです。

 IGCCは石炭を燃やして直接ボイラーを動かすのではなく、ガス化炉で
可燃ガス化して、ガスタービンを使って発電します。同時に、ガスタービ
ンの排熱を利用してボイラーを動かし、蒸気タービンでも発電するコン
バインドサイクルを活用することで、さらに効率を上げます。
 
 
 
 
 
石炭をガス化するには、超微粒炭に空気や酸素を吹き付け、加熱します。
すると、メタン(CH4)などの炭化水素ガスや水蒸気などが発生し、
炭素(C)が残ります。炭素と吹き付けられた酸素が反応することで、
二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)が発生します。さらに、周囲に
ある水蒸気と炭素が反応して、一酸化炭素、二酸化炭素、水素が
発生します
 
 

 
 
IGCCは商用化に向け、電力会社などが出資するクリーンコールパワー研究所の実証実験機が、福島県いわき市の勿来(なこそ)発電所で稼働中です。実験機は東日本大震災で被災しましたが、2011年8月から運転を再開しており、数年以内の商用化を目指しています。商用化段階でのエネルギー効率は48~50%程度が見込まれています
 
 
さらに燃料電池と組み合わせて高効率に
炭のガス化によって発生する可燃性ガスの中には、水素ガスが含まれています。IGCCのガスタービンの手前に燃料電池を置き、石炭から発生する水素ガスで燃料電池による発電を行う方式を、「IGFC」(Integrated coal Gasification Fuel cell Combined Cycle:石炭ガス化燃料電池複合発電)といいます。

 IGFCでは、まず、水素ガスを使った燃料電池による発電を行います。次に、燃料電池では反応しきれずに排出される水素ガス(オフガス)を燃焼して、ガスタービンを回します。さらにそのガスタービンの排熱で蒸気タービンを回すという、「三度おいしい方式」なのです。IGFCのエネルギー効率はIGCCよりもさらに高く、55%ぐらいのエネルギー利用効率が期待できます。
 
        
 
 
 
 
 

 
財団法人地球環境産業技術研究機構
http://www.rite.jp/index.php
 
 
CO2地中貯留とは、大規模なCO2発生源である発電所や製鉄所、セメント工場などから排出されるガス中のCO2を分離・回収して、それを地中深くのキャップロックと呼ばれる不透水層を上部に持つ帯水層に圧入し、貯留・隔離することによって大気中にCO2が放出されるのを抑制して、地球温暖化防止に役立てようとする技術のことです
 

【CO2地中貯留の概念】

 
 
 
 
 
ECO JAPAN
2012年9月20日三菱重工業、米国の石炭火力発電所排ガスからのCO2回収・貯留実証でCO2貯留開始
 
三菱重工業は、米国の電力大手、サザンカンパニーと進めている米国の石炭火力発電所排ガスからのCO2回収・貯留実証試験で、回収したCO2を地下に注入し、貯留を始めた。
 
 
 
グローバルCCSインスティテュート
グローバルCCSインスティテュートのミッション
当インスティテュートは、CCSを、発電所や工場などから排出される温室効果ガスの排出量を削減するのに必要な多くの方法の一つとして積極的に推進しています。そして、国際的な各会員からもたらされる情報を共有する機会を提供するとともに、CCSをできるだけ早期に幅広く利用される技術に確実にしていくために必要な能力の開発を進めていきます。
 
 
 
IEAとGCCSIが作成したクリーンエネルギー大臣会合向けのCCSレポート

Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

Trending Articles