御来訪ありがとうございます。
いろんな資料を読んで、頭がパンクしそうです。(笑)
あと、管理人が、大いなる思い違いをしている可能性もあります。
ぜひ、みなさまも、ご覧になって、自身でご確認ください。
実情にお詳しい方、ぜひコメントください。
宜しくお願いします。
食料安定供給特別会計に行く前に 見つけた資料をご覧下さい。
参考統計表
7p
7 麦加工食品の輸出量の推移
参考)大臣証明制度による麦加工食品の輸出量の推移
平成21年には 192,753トン 小麦粉輸出している。
加工したマカロニスパゲティは 606トン
ビスケットは、1,032トン
注:1)大臣証明制度は、輸出貨物の製造に使用される原材料等を輸入する場合、食糧法及び関税暫定措置法の規定に基づき農林水産大臣の証明を受けることにより、関税相当量(納付金及び関税)が免除される
制度である。
制度である。
こちらの資料には、平成23年の輸出量が出ています。
↓
農林水産省
麦の需給に関する見通し
平成2 4 年3 月
19P
参考2) 麦製品の輸出動向
(参考2) 麦製品の輸出動向
麦製品の輸出量のうち、その大部分を占める小麦粉の輸出量は、
近年、主要輸出先国の製粉技術の向上や現地製粉工場の立上げ等に
より減少傾向で推移しています。
平成23年の輸出量は、円高による影響や東電福島第一原発の事故
に伴う諸外国の輸入規制強化により、前年に比べて2.4%減少してい
ます
麦製品の輸出量のうち、その大部分を占める小麦粉の輸出量は、
近年、主要輸出先国の製粉技術の向上や現地製粉工場の立上げ等に
より減少傾向で推移しています。
平成23年の輸出量は、円高による影響や東電福島第一原発の事故
に伴う諸外国の輸入規制強化により、前年に比べて2.4%減少してい
ます
平成23年度 小麦粉 191,480トン
輸出相手国上位 5カ国は
香港
シンガポール
ベトナム
台湾
タイ
です。
もしやこの分もマークアップが? なんて考えたのですが、
麦の民間貿易輸入
(加工貿易輸入
(加工貿易輸入
国内の製粉企業等麦加工業者が、輸出用小麦粉等輸出貨物製造に使用される原材料である麦等を輸入する場合、食糧法及び関税暫定措置法の規定に基づく大臣証明を受けることで、関税相当量(納付金及び関税)が免除される制度を利用した輸入方法。小麦の年間輸入数量は約50万トン弱
ということで、カレントアクセス外の輸入のようです。
協定があるから、カレントアクセス内の小麦は使えないのでしょうか?
少し疑問です。
参考統計表
36P
5 政府買入価格と政府売渡価格の価格関係の推移
(1)外国産食糧用小麦
(単位:円/トン)
(単位:円/トン)
政府買入 政府売渡 政府管理 コスト逆ざや 売買価格差 昭
35 26,119 36,627 1,826 8,682 10,508
平
15 27,506 48,065 4,815 15,744 20,559
平
21 31,170 56,386 2,128 23,088 25,216
こちらを見ると、年々 逆ざや、売買価格差が大きくなっています。
補助金や交付金の額は、増えているのでしょうか?
それも、疑問です。
44p
(2)食料安定供給特別会計(食糧管理勘定)の損益の推移
麦管理勘定は、平成21年に1201億の利益で、麦管理に884億使い、 314億を輸入麦っで、2億を輸入飼料で利益を得て、国内麦はゼロ?
という数字になっています。
これは、輸入でこの会計が利益を上げているということ?
ちょっとわからないです。
農林水産省
麦の需給に関する見通し
平成2 4 年3 月
28p
3 国内産麦に対する支援
①数量払(品質加算含む)
②面積払(営農継続支払)
前年産の生産面積に基づき交付2.0万円/10a
前年産の生産面積に基づき交付2.0万円/10a
29P
(2)水田活用の所得補償交付金
水田で麦を生産する農業者に対しては、畑作物の所得補償交付金に加え、水田活用の所得補償交付金として、主食用米並みの所得を確保し得る水準の交付金(35,000円/10a)を直接交付することとしています。さらに、主食用米の裏作麦を含めた、戦略作物(注)による二毛作に対して15,000円/10aの支援を行うこととしています
等級とランク、種類によって、けっこうな金額の補助金が出ていますが、前に引用したように 実態はこのような高額は農家さんには渡っていないのかも知れません
小麦は安くならないの?③
でも、書きましたが 食料安定供給特別会計
平成21年には、 381,228 百万円の、平成23年には 207,888百万円の不用額を出しています。
上記資料で見たような 1トンあたり 25,216 万円の差益が出るような、価格設定は必要なんでしょうか?
で、いよいよ 食料安定供給特別会計に、突入します。
↓ の資料で、管理人は、食糧安定供給特別会計が、調整勘定という お金を出したり入れたりすることによって、農林水産省が、「やりた い事業」の方に、お金を回し、なおかつ、余らせたお金が、国債整 理基金に吸い込まれたりしているのではないかと、感じるんです。
つまり、国内小麦農家を保護するためと称して、マークアップを高く 設定し、本来農家に行く分を。買い付け、補助金の両方を値切って 天下り法人が給与にしたり、一部企業に貸し付けたり、農地の集積 事業や、 いわゆる土地改良事業に 使っているんじゃないか?
そういう自由に使える資金が欲しいために、高く設定しているので はないか? と、思うのです。
国債整理基金や日銀まで出てくるので、ややこしいのですが、
次回、下記の資料について、書きたいと思います。
(平成20 年度
1 10 0.食料安定供給特別会計
食料安定供給特別会計の仕組み
食料安定供給特別会計では、国民への食料の安定供給を図るため、貸付金の償還金、納付金、米麦売払代収入及び一般会計からの繰入れ等を財源として、農業経営基盤の強化のための事業、水田・畑作経営所得安定対策に係る交付金の交付に関する事業、食糧の需給及び価格の安定の
ための事業を実施しています。
ための事業を実施しています。
最近、輸入荷物のコンテナの重量確認や、追跡を刷るようにした法案が通ったり、あるいは、港湾法の改正で、「特定〇〇事業者」というお得意のえこひいきのできる法案や、公共施設の民営化の法案が出ています。
輸出入拡大ばかりを進める背景には、輸出入にまつわる、差益が
国内流通より、ごまかし安く、大きいからかもしれません。
そして、簿外のいわゆるブラック経済も、輸出入という国をまたぐことで 利益が大きくなるのでしょうね。
それでは、次回に続きます。
御来訪ありがとうございました。