Quantcast
Channel: 土のうえ のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

小麦は安くならないの?⑦食料安定供給特別会計

$
0
0
御来訪ありがとうございます。
 
 
引用は黒 管理人コメントは青
 
ご覧になるのも飽きてきたでしょ?
 
 
しかし、スタンプラリーではありませんが、見つけてしまったものは、「当たって」みないといけません(涙)
 
 
 
川内博史 福島第一原発 1号炉撮影映像 Fukushima Daiichi Nuclear Power  
 
 
 
フクイチに自ら入って撮影し、非常用覆水器が、地震で壊れたと証明しようとしている川内博史元議員には本当に頭が下がります。
 
 
説明してわかってほしいなら、根拠がないと。。
 
イケガミさんやら、ミノさんやらの「説明」で納得して「こうだ!」という
石頭がたくさんいる社会では、イケガミさん、ミノさん以上の説明をして
石頭をカチ割らないといけないわけですよ。
 
 
 
食料安定供給特別会計
 
 
 
 
ということで、積立金、剰余金の言い訳編です。(笑)
 
108p に表があります。
 
② 剰余金(平成20 年度決算)単位億円
 
 
                 剰余金    翌年度繰入金
農業経営基盤強化勘定      58         58
農業経営安定勘定         348        348
米管理勘定              29         29
麦管理勘定             57        57
 
業務勘定
調整勘定                365        365
国営土地改良事業勘定       110        110
特別会計合計             970      970
 
 
(注)農業経営基盤強化勘定、農業経営安定勘定、米管理勘定及び麦管理勘定の剰余金は、特別会計法に基づき調整勘定の翌年度の歳入に繰り入れることとしています
 
 
 
平成20 年度決算における剰余金は、食料安定供給特別会計全体で970 億円です。
 
 
<農業経営基盤強化勘定>
農業経営基盤強化勘定における剰余金は、58 億円です。
(剰余金が生じた理由)
剰余金が生じた理由については、貸付金の償還金が予定より多かったこと等によるものです。
 
(剰余金の処理の方法)
行政刷新会議の事業仕分け結果を踏まえ、22 年度において全額を一般会計へ繰り入れることとしています。
 
 
 
<農業経営安定勘定>
農業経営安定勘定における剰余金は、348 億円です。
(剰余金が生じた理由)
剰余金が生じた理由については、農業経営安定事業収入減少影響緩和対策交付金を要することが少なかったこと等によるものです。
(剰余金の処理の方法)
特別会計法の規定により調整勘定の翌年度の歳入に繰り入れた上で、農業経営安定事業収入減少影響緩和対策交付金等の財源に充てることとしています。
 
 
 
<米管理勘定>
米管理勘定における剰余金は、29 億円です。
(剰余金が生じた理由)
剰余金が生じた理由については、年度末の資金繰りにおいて、輸入米の買入れに必要な額の見込みに対し、実際の買入価格が見込みを下回ったことにより、年度内の支払が減少したこと及び輸入米の売却代金が見込みを上回ったことにより、米売払代収入が増加したこと等によるものです。
なお、不用額が1,267 億円生じていますが、これは米の買入費等が予定より少なかったことによるものであり、その際、この財源に充てる資金受入(食糧証券の発行収入)も減少することになります。
 
 
(剰余金の処理の方法)
特別会計法の規定により調整勘定の翌年度の歳入に繰り入れた上で、翌年度当初の買入費等の財源にその全額を充て、円滑な資金運営を図ることとしています
 

 
 
 
 
麦管理勘定>
麦管理勘定における剰余金は、57 億円です。
(剰余金が生じた理由)
剰余金が生じた理由については、年度末の資金繰りにおいて、輸入麦の買入れに必要な額の見込みに対し、実際の買入価格が見込みを下回ったことにより、年度内の支払が減少したこと及び輸入麦の売却代金が見込みを上回ったことにより、麦売払代収入が増加したこと等によるものです。
なお、不用額が2,267 億円生じていますが、これは麦の買入費等が予定より少なかったことによるものであり、その際、この財源に充てる資金受入(食糧証券の発行収入)も減少することになります。
(剰余金の処理の方法)
特別会計法の規定により調整勘定の翌年度の歳入に繰り入れた上で、翌年度当初の買入費等の財源にその全額を充て、円滑な資金運営を図ることとしています。
 
 
 
<調整勘定>
調整勘定における剰余金は、365 億円です。
(剰余金が生じた理由)
剰余金が生じた理由については、特別会計法の規定により、前年度剰余金として調整勘定から228 億円、農業経営基盤強化勘定から124 億円、農業経営安定勘定から42 億円を受け入れ、そのうち20 年度において29 億円を使用したことによるものです(前年度剰余金のうち、228 億円と124 億円を合わせた352 億円は、農業経営基盤強化勘定由来の剰余金であり、そのうち29億円を使用したため、20 年度末の残額は323 億円となります)。
なお、各勘定において前年度剰余金が生じた理由について、調整勘定の剰余金は、農業経営基盤強化勘定へ繰入れを要することが少なかったこと、農業経営基盤強化勘定の剰余金は、貸付金の償還金が予定より多かったこと、また、農業経営安定勘定の剰余金は、農業経営安定事業生産条件不利補正対策交付金を要することが少なかったこと等によります。
また、不用額が3,438 億円生じていますが、これは米麦の買入費が減少したことによる米管理勘定及び麦管理勘定へ繰入等が予定より少なかったことによるものであり、その際、この財源繰入れの不用相当額が必要なくなることから、食糧証券の発行も減少することになります。
 
 
食糧証券の発行が少なくなりますと、言いながらも、安く買って、高く売れた。
あるいは、返済は確実に取り立て交付金は少なく出しました。
 
と、言っているようなものですね。

 
(剰余金の処理の方法)
農業経営基盤強化勘定に由来する 323 億円については、行政刷新会議の事業仕分け結果を踏まえ、22 年度において全額を一般会計へ繰り入れることとし、農業経営安定勘定に由来する42億円は、21 年度の農業経営安定事業生産条件不利補正対策交付金等の財源としています
 
 
積立金(調整勘定)
② 積立金の目的
この積立金は、特別会計法附則第214 条第3 項の規定により、廃止前の農業経営基盤強化措置特別会計の積立金を食料安定供給特別会計の調整勘定の積立金として積み立てられたものとしており、また、附則第40 条第1 項の規定により、積立金は「農地等の買収代金及び農地保有合理化事業その他の農地保有の合理化に関する事業に係る財政上の措置に要する費用
の財源に充てる」こととしています。
③ 積立金の水準
行政刷新会議の事業仕分け結果を踏まえ、22年度において、20年度末の積立金残高153億円から22年度所要額49億円を除いた105億円を一般会計へ繰り入れることとしています。
 
 
調整資金(調整勘定)
 
② 調整資金の目的
特別会計法第133 条の規定により米管理勘定及び麦管理勘定の運営の健全化のために
調整勘定に置かれた調整資金は、食糧管理勘定及び業務勘定の損益を移し受けて整理する機能を持ち、必要に応じて一般会計から必要額を受け入れることにより米麦の売買等に係る調整勘定の赤字繰越しを行わないこととしています。
なお、各年度末の調整資金残高は、国が備蓄・保有する米麦(貸付米含む)の市場価格による評価額等から、食糧証券等の負債を差し引いて得られた額であり、現金で保有しているものではありません。
 
 
 
110p
④ 資産及び負債(平成20 年度特別会計財務書類)
 
資産・負債差額   31,395百万円
 
 黒字なんですね。
 
 
 
単位が変わるので比較しにくいかもしれませんが、平成23年度
決算と比べてみます
 
 
Ⅲ 決算に関する情報
 平成23年度決算(食料安定供給特別会計)
 
・歳入歳出決算の概要
 
 
農業経営基盤強化勘定)
(剰余金の額 26,532百万円
 
 
 
農業経営安定勘定)
 
ここは
歳入 として
独立行政法人農畜産業振興機構納付金  23,907百万円を
が あります。
 
(剰余金の額) 122,242百万円
 
農業者の収入減少の幅が小さかったことにより、農業経営安定事業収入減少影響緩和対策交付金を要することが少なかったことが主な要因である
 
農家の方に聞いてみたいですね。
 
 
 
 
(米管理勘定)
剰余金の額)7,586百万円
 
米管理勘定で生じる決算剰余金は、決算(3月31日)をまたぐ売却・買入があることから、「通常の資金繰りの過程で年度末に一時的に生じる手持資金」を決算剰余金として計上したもので、翌年度当初の米穀の買入れのために必要な財源として使用するものであり、いわゆる通常の「余裕資金」とは性格を異にする。
 平成23年度決算における剰余金については、年度内において支払った米買入費等の支出に対して、米売払代等の収入が多かったことが主な要因である
 
 
 
麦管理勘定
収入に 輸入麦等納付金  345 
      雑収入      367
 
 が 出て来ます
 
(剰余金の額)3,706百万円
 
平成23年度決算における剰余金については、年度内において支払った輸入麦買入費等の支出に対して、輸入麦売払代等の収入が多かったことが要因である。
 
 
 
(調整勘定)
 
歳出
主要食糧及輸入飼料買入費等財源他勘定へ繰入  534,048百万
国債整理基金特別会計へ繰入              331,249百万
計                                865,298百万
 
歳出記載はこれだけです
 
 
 
・借入金等(借入金並びに公債及び証券の発行収入金)の額及び借入金等の額が予算に計上した額と異なる場合にあってはその理由
・(借入金の額  -
・(公債発行収入金の額  -
(証券発行収入金の額)276,000百万円
 
(予算に計上した証券発行収入金の額)578,310百万円
 
 
(剰余金の額) 51,421百万円
 
 
(剰余金が生じた理由)
 
農業経営安定勘定において予備費を使用しなかったこと等のため。
2 調整資金に充てるために要する経費(85,000百万円)
 
麦の買入費が予定より少なかったこと等により、食糧証券の発行残 高が予定より少なかったため
 
 
 
(剰余金の処理の方法)
 
調整勘定に生じた剰余金のうち、農業経営基盤強化勘定に由来する23,031百万円→ 一般会計
 
(調整資金の残高(平成24年3月31日))
122,975百万円
 
 
上記以外に 国営土地改良事業勘定の剰余金 1,860百万円があります。
 
26,532 + 122,242 + 7,586 + 3,706 + 51,421 +1860
=213347百万円  → 2133億の剰余金? あってますか?計算
 
 
剰余金増えてる?
 
あと、すごく多めに食糧債券を見積もっていますね。
米や麦を、安く買えば買うほど、剰余ができて、他の会計に回したり、
国債整理基金に上納する額が増える。
 
販売価格との差額に見合う、農家への補助や援助のためにマークアップの額を決めるわけですから、補助や援助を絞れば、剰余ができる。
 
やっぱり。。
 
 
 
まだ続きます。
 
御来訪ありがとうございました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

Trending Articles