Quantcast
Channel: 土のうえ のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

「宿題」をおずおずと考える。。 

$
0
0
御来訪ありがとうございます。
 
 実際に選挙でボランティア活動をなさった尊敬する方たちのツィートを引用させていただきます。
 
 
(引用開始) 
 
とみ@tomi_chan55
今回改めて実感したのは地道な「ドブ板」こそが民主主義の原点ではないかということ。選挙は終わりましたが私達が日常から何ができるかを考えなければ。ネット世界のみに浸って不正選挙だ!マスゴミが!と叫んでいても何も変わりませんね
 
 
 
なな『生活の党』でリベンジだぁ~@nanachan7712月21日
小沢さんから宿題を頂いたかなぁ~ってw ネット温泉にどっぷり浸かっていましたがネットの外は冷水風呂でした。私ができることは微々たることですがこの微々たることの積み重ねが人の心を動かす事でもあるんだと・・・微々たる力の結集が民主主義なのだと・・・
 
 
 
 
 
(引用開始)
 
橋本治 「今私たちが考えるべきこと」(新潮文庫版) より
 
184ページ
 
 「会社では、会社の必要な支持とマニュアルにしたがって良き社員となる。しかし、会社員としての時間がオフになってしまったら、もう 自分のこと しか考えられない」というのが、それである。
社会人としての順応性が、自分を社会に対して開かない。
当然のように、「不本意な外部への従順」が、その見返りとして「自分という密室」を強くする。
思考は「自分を享楽させる欲望の満足」としか働くなくて、それをせずにいられなくなった「自分という密室」を、開放してはくれなくなる。
「自分のことを考えろと言われると、まず他人のことを考える人」と、「自分のことを考えろと言われるとまず自分のことを考える人」が 一つの人格の中に共存していて、この二つの人格が、一向に係わりあわないのである。
(引用終わり)
 
 
 リアルな生活が、あまりにも 厳しい。
 
 かといって、職場や、家庭、地域で、「リアルな生活の厳しさ」を変えようと
 意見を言ったりすると、 クビになったり、ケンカになったり、 村八分!に なったりします。
 
 ので、 拘束されていない時間は全て自分の「自由に使える時間」にした い。 そこで、全ての所属から開放されて、「自由な発想、思考、行動」   ができるネット空間は、 「休息 癒し」でもあり、「世の中はもっとマシに変 えられるはず」 の「知恵の宝庫」でもありますが、やはり中にいるだけで は 「そんな風に自分を追いこんでいるリアルな生活の厳しさ」を、変え  て、「もっと良いリアルな生活」にすることには繋がらない。ということでしょ  うか?
 
 
  
 
 
 
モヤモヤしていることを、誰かが、言葉にしてくれると
 
「そうよ、私が思っていたのは、こういうことなのよ!」 
 
すっきりします。 すっきりすると、問題なのは何か?が明確になり、
具体策が浮かびやすくなる、という利点があります。
 
「すっきりして終わり!」 という欠点もありますが。。
 
 
 
インターネットの、ツイッター、ブログなどのツールは 
 
上記で引用した 
 
幾重にも重なる「自分の所属」の中で「自分の考え」はやせ細っている。 十二単をきたまんま身動きが出来なくなって、身体感覚をなくしてしまう」 
の自分の所属から 自分を解き放った状態で 読んだり発信ができるから、「考えも自由」になるのだと思います。
 
 しかし、また、ネットの中での「仮想の所属集団」に気づかずに縛られる という危険もありますね。
 
(
引用終わり)
 
 
 「ネットの中での仮想集団」 というのは、
 
たとえば
 
 「自分は未来の党を応援する一人である」とか
 
 「検察審査会の問題を 追及する一人である」とか
 
 「自分で」 帰属を求めてしまう。
 
 で、ネット内で、盛り上がって、どうしてマスコミは報道しないんだろう?
 
 と、ネット内で怒る。
 
 
 あるいは、「あの人がこう書いているんだから、こうなんだろう」と
 
 人の考えを「参考にする」のではなくて「信じて」しまう。
 
 
 ネット内で、また 「リアルな生活と同じような 自分を拘束する所属集団」 が、できあがってしまう。 (まあ、抜けやすいですが。。)
 
 
 
 ネトウヨに代表される「自発的な人たち」 は、リアルで言う「カルト 盲信 集団」であり、 「工作員」と呼ばれるような 「自分の利益、及び対価をも らって発信する人たち」は、リアルで言う「マルチ」みたいなもんでしょう。
 
 
 
 
 
「ネットの外は冷水風呂」って、まさにそのとおりでした。
 
 管理人が、電話した親戚、友人の内、年配の方は特に 「未来の党」を
 知らなかったです。
 
 また、比例と、選挙区もよくわからなかったみたいでした。
 
 地域まるごと、昔から「自民」みたいな所も多いんですが、
 
 「国防軍、徴兵」で、怒って、「今度は、自民に入れない。 で、どこに
 入れたらいいの?」
 もっとすごいのは、「なんて書いたらいいの?」
 って、方もいまして、こちらで調べてお伝えするような感じでした。
 
 「民主党が苦労したのは、自民党の負の遺産だ」
 という方もいて、「自民党には入れないけど、民主党に入れる」と言われ
 あわてて、
 
 「民主党でも消費税賛成しているし、相続税、贈与税も上がるよ」
 と、言いますと
 
 「じゃあ、どこに入れればいいの?」
 
 と、聞かれます。
 
 親戚の1件は、そうか なので、ここはスルー。。(苦笑)
 
 しかし、今回、こんなに電話でお話できたのは、家人が入院したりしたた めで、電話連絡が頻繁になり、そのついでにお話できた。。という感じで  す。
 普段から、こんなに電話しているわけではありません。
 
 
 近所の方たちは、 
 
 「空気に自民が混ざっている。 石を投げれば そうかなポスター」
 という雰囲気の所ですので、そういう話は大変な恐怖でした。
 ですが、以前のつながりで、お話できる人には、話してみたのですが
 反対するときは 共産に行っちゃうんですね。
 訴訟とかまで面倒見てくれるらしい。。
 
 
 ヘンに詳しい方が相手だと、「誠司とカネ」(苦笑) 裁判所、検察審査会  から 説明しなきゃいけなくなり、 それは、「長い」ので理解されない。
 
 「戦前の、特高みたいなもんで」 と言いますと、特高はわかるんだけど
 それが「戦後、起きるはずがない」と、なぜか思っている。
 
 
 
 そもそも、政治というか、こういう話をするという雰囲気がないので、
 
 友人や、昔のPTAの知り合いにあうと
 
 「原発こわいよね」
 
 「野菜高いよね。食べ物って、ずうっと高くなる一方だと思わない?
 これで、消費税上がったら、どうなるんだろう?」
 
 なんて、話をもちかけ、
 
 病院では、
 
 
 「なんだか、TPPってのに入ると、健康保険が使えなくなる治療が増えた りビンボーだと、医者にかかれなくなるみたいですよ。」
 
 とか、言ってみたりしています。
 
 
 
「日常から何ができるか」
 
って、こんなささやき、口コミ戦術とか、 献金するとか、行けるときにお手 伝いするとか、
 
ネットで調べたことを、議員さんにお届けするとか?
 
他にあったら、ぜひ、コメント下さい。
 
ネット →リアル →ネット→リアル を 地道にやるってことかなあ。。
 
ネットで 発信、公開するというのは、
 
 「その人の、その時点までの集合知を公開する」ということで、
 
 公開されたものは、共有した人の 「集合知」の積み重なった一つ」となり
 
 
 別の視点が加わることで、「不足していた点」が補われて、良いものになっ 
 ていくのだろうと考えますが、これを、ネットを見られない環境にある
 
 人に、どうお伝えするか?は難しいですね
 
 
個人主義 自由主義 民主主義
 
契約関係の根本は、信頼関係である。つまり、契約関係が成り立つためには、自己が、個人として自立していなければならない。さらに、契約する相手が、個人として自立している事を承認していなければならない。相互に信頼関係がなければ、契約関係は生じない。
契約というのは、相手を信頼することによって成り立っているからである。つまり、契約社会は、信頼関係を前提として成り立っている。信頼関係が成立されるためには、自立した自己を前提としなければならない。個人として信頼関係が築けない関係には、契約関係は、成立しない。そこに、強制的関係が、はじめて生じる。強制的関係は、力関係よって決まる
 
(引用終わり)
 
 
  最初に思ったのは、
 
 「ワタシは、他人が、信頼してくれるような人間になれているか?
 なれてないじゃん。。あんまり」
 
 という残念な現状です。
 
 「アンタの言うことなら」 と言ってくれる親戚は、 実は書類仕事などで
 ちょっと、お手伝いしたことがある ぐらいで、 「こうなってしまった」
 という感じです。
 
 
 
(引用開始)
 
 田中良紹(たなか・よしつぐ)の国会探検
「マニフェスト選挙」を叫ぶインチキ
 
善し悪しは別にして戦後日本の選挙はアメリカ型の「候補者を選ぶ選挙」である。候補者よりも政策を重視する選挙をやるべきだと言うのなら、まず公職選挙法を全面的に変更しなければならない。現在は禁止されている戸別訪問を認める代わりに街宣車での名前の連呼や街頭演説を禁止すべきである。政党のあり方も変更が必要だ。自民党や民主党のような個人主義の政党はマニフェスト選挙向きではない。日本共産党や公明党のように所属議員を完全に党に隷属させる政党でなければマニフェスト選挙にならない。議員は完全に党議拘束で縛られる。そうして本物のマニフェスト選挙に近づければ、民主主義を前進させる事が出来るかもしれない。しかしアメリカ型の民主主義に親しんできた国民が果たして英国型のマニフェスト選挙を受け入れるだろうか。私には疑問である。
 
(引用終わり)
 
 
今回の選挙は、自公が増やすだろう。。と、最初から言われてはいまし  た。 
 
それにしても、「候補者を選ぶ選挙」 であったとしても、どうして「自民、  維新」になるのか?
 
 
さっそく、自民は、「地域での公約」に掲げていた、脱原発、TPP反対
 米軍基地などの公約を破る方向です。
 
 
 
「候補者を選ぶ選挙」で、選ぶ方が「自立した人間同士の契約」 という
 意識がないと、こういう結果になってしまうということでしょうか?
 
 
 
地元でどこにでも「カオ」を出し、地元にカネを落とし、「地元では信頼され ている」としても、それが、国政の場で、外交とか政策とかの能力が全く  なかったりする可能性があるわけで、 「信頼」とは、なんなのか?
 考えてしまいます。
 
 
 
(引用開始)
 
 個人として信頼関係が築けない関係には、契約関係は、成立しない。そこに、強制的関係が、はじめて生じる。強制的関係は、力関係よって決まる
 
(引用終わり)
 
 
 
 信頼関係よりも 「力関係→強制的関係」ばかりが、重視される社会での 「候補者を選ぶ選挙」だから、こうなるのでしょうか? 
 
 そういう土壌を考えて、対策を練らないといけないんでしょうね。
 
 
 
それにしても。。
 
 小沢氏は、選挙不正の「ムサシ」 の存在を、知っていたそうです。
 
 
 幸田露伴の 教え方は、娘である幸田文さんによれば
 
 「やってみせる」
 「やらせる」
 「もう一度、やってみせる」
 
 というものだったそうですが、裁判にしても、
 
 「やってみせる」を実践しているというか。。
 
 
 選挙不正だって、こんなに露骨で不自然に やらなければならないほど
 
 追いこんで「やってみせた」わけで。。
 
 
 
 御来訪ありがとうございました。 
 
 
 
 
 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 261

Trending Articles