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世界株式会社

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御来訪ありがとうございます。
 
この頃、イヤなニュースばかりで 気持ちが落ち込みます。
 
NHKをはじめマスコミは、最終的には、多国籍企業が儲かるように、タイミング、内容を選んで放送しているのであり、ドラマやドキュメンタリーは「企業が儲けるのに都合の良い記憶の刷り込み」をしているのであり、政府はそのコストや、リスクを国民につけまわそうとしているに過ぎません。
 
 一番、多国籍企業に喜んでもらえる総理、政治になるように誘導している  のでしょう。
 
 ACTA,TPP などさまざまな経済連携、貿易協定。
 IMFだの、WHOだの 世界的な組織も、すべては、国家というものを
 それぞれの国民の手から取り上げ、多国籍企業及び、その株主に
 忠誠を尽くさせるモノにすぎないのです。
 
 
 国連の常任理事国は5カ国という絶妙な数で、戦争、紛争を長引かせて
 軍需産業を儲けさせ、IMFは、英、仏、米 独という談合で、国家に介入  し て、富を掠め取り、隷属させる組織としか思えません。
 
 
 モロッコ  の人たちは、紛争や格差には目をつぶり、これから輸出が増え て経済が豊かになって、自分も少しは豊かになれると思うのでしょう。
 
 中国の人々は、農村部の疲弊を気にはしながら、自分の生活が豊かに  なることを喜んでいるのでしょう。
 
 ある国では、国が貧しくなり、格差が広がり、ある国では、民主化されて
 貧しくても明るい雰囲気で、これから豊かになると信じる。
 
 ある国では、紛争が起きて国内が焦土となり、ある国では、革命が起きて
 旧支配者の富が、分け与えられるかに見える。
 
 
 そういう各国の変化のたびに、手数料を取っていく。それが多国籍企業  なのでしょう。
 
 
 彼らの目指すものは、ワンワールドというより、世界のあらゆる国を 子  会社にした株式会社のようなもので、コッチの国が儲けていると、アッチ  の国に投資して企業を儲けさせて配当や手数料を取る。 どこかの国が
 豊かになってモノが飽和すると 災害や紛争を起こして 更地にしてまた 需要を生み出す。
 
 あたかも、企業が、赤字、黒字の損益を子会社に動かして、帳尻を合わ  すように。。
 
 そういう繰り返しで、そのたびに 配当や、手数料を取り続けることができ るような、「永久に楽して食える」システムを作りたいのでしょう。
 
 
 世界的に情報統制していくのはなぜか?
 
 企業や政府に都合の悪い情報や、人物を消していくだけではありませ   ん。
 
 よく、「衆愚」という言葉が使われます。
 
 「衆」というからには、大人数であり、大人数が 「愚か」だということになり ます。
 
 なぜ、大人数が愚かになるのか?
 
 それは、先人の経験を 知らず、失敗を繰り返すことです。
 
 
 今、ネットでは大阪の橋下市長の 維新の会のことで、「小泉、竹中の再 来だ。繰り返すな」 と、多くの声が出ています。 
 
 
 しかし、小泉竹中の 市場原理主義 (これは正確には企業至上主義で  すが)は、それ以前に南米で行われていたものです。
 
 小泉郵政選挙の前に、あの南米で行われた、市場原理主義の実態を
 日本人の多くが知っていれば、ああいう結果にはならなかったかもしれま せん。
 
 
 広島の原爆の記録も、テレビのドキュメンタリーやちょっと手に入る本を  読んだだけでは、米国が詳細なデータを取っていたことなどわかりませ  ん。
 
 管理人の伯父は、「入り市被爆」した人間ですが、当事者は あまりの
 ひどさに思い出したくもなく、語りたくもなかったようですし、 データを取っ ていたことも知りませんでした。
 
 広島原爆の関連の団体に、どう考えても、原爆を落とした方の関係者が 入っている。
 
 テレビでは、毎年、ドラマやドキュメンタリーで、「こうだった、ああだった」
 を、戦争に限らず、あらゆることでやりますが、 それは経験した方も含め て 「記憶の刷り込み、刷りなおし」をさせて、真実から目をそらして行くわ けです。
 
 
 先人の、失敗、経験。
 他国の失敗、経験。
 
 そういう情報が入らないようにすることで、多国籍企業及びその株主の  意図をわかりにくくして、狙った国の国民を騙すわけです。
 
 
 企業においても、世界的な情報統制は「楽して儲ける」助けになります。
 戦後、日本人が喜んだテレビは、実は、米国の型オチであり、米国企業  の在庫処分であったわけです。
 
 世界的な情報統制に成功すれば、苦労して新製品を作る必要もない。
 次々と、同じような粗悪な製品を、順次、それぞれの国に、最新の製品
 として売っていけばいいのですから。
 
 
 東インド会社の野望ですかね。
 
 永遠に 配当、手数料で 儲け続けるためのシステム作りのために
 情報統制は欠かせないのでしょう。
 
 
 考えると、仮想空間というか、作られた社会にいる という絶望的な気分 になりますね。 マトリックスの壁に気がついたみたいなもんです。
 
 しかし、ココは、思いっきりローカルに、パーソナルに、
 
 生存の欲求
 種族保存の欲求
 
 そういうところから、大事なのは何か?
 
 を、思い出すのがいいのかもしれません。
 
 管理人も、全く、出口が見えませんけどね。
 
 
 御来訪ありがとうございました。
 
 
 
 

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